上場不動産投資信託に積極的に投資をしています

上場不動産投資信託に積極的に投資をしています。なぜならば、上場不動産投資信託は投資口価格が上がっても下がってもチャンスがあるからです。


投資口価格が下がれば分配金利回りが上昇し、高い収益力を確保することができます。

一方で投資口価格が上がった場合には、キャピタルゲインを得るということ以外にも大きなメリットが有ります。

それは増資です。

そもそも不動産投資信託とは、多くの投資家から資金を集めて、マンションやオフィスビルを購入し賃貸収入を得ます。



そこから賃貸物件に係る費用や運営会社の経費などを差し引いた残りを分配金として投資主に還元します。
2013年1月時点での制度では、上場不動産投資信託の場合、利益の90%以上を分配金に充てれば、税金を支払う必要がないことになっています。

そのため、ほとんどの上場不動産投資信託は利益のほぼ100%を分配金に回しています。

しかし、このために、内部留保をすることができず、現行制度では増資をしない限り、資産規模を大きくすることができません。




そのため、上場不動産投資信託の各運営会社は、タイミングを見計らって増資をすることがあります。




増資は投資口価格と大きく関わってきます。なぜならば、増資を決議する時に、市場価格を参考にするからです。


仮に高い投資口価格で増資をすることが出来れば、より少ない発行口数で多くの資金を調達することができます。

高い投資口価格での増資は既存投資主にとってメリットがあります。

希薄化しないからです。




例えば、10億円を集めるのに新たに2000口の投資口を発行した場合と、1000口の投資口を発行した場合を考えてみましょう。
どちらも10億円を調達できるという点では同じですが、10億円を投じて購入できる賃貸物件から得られる収入は同じです。



得られた収入は投資口数に応じて按分されるわけですから、より少ない投資口数の方が沢山の分配金を得られるというわけです。

そのため、価格が高い時の増資は既存株主にも多くの分配金が割り当てられるのです。